これからの注文住宅に求められること
これからの日本の注文住宅に求められるポイントは何か?
この答えを探るには、日本という国がおかれた現状や将来的な見通しを把握しておく必要があると思います。
そういった意味で、第1部で「日本で家を建てるなら知っておきたいこと」として以下の項目についてまとめましたので、参考にしていただきたいと思います。
更に直接的には、現在の住環境のどんな点に不満があるか、というデータが参考になります。
これは「日本の住宅事情」でも取り上げましたが、国土交通省がまとめた平成25年「住生活想像調査」結果の中の以下の表を抜粋してみたいと思います。
この結果、不満率の高い上位5項目を挙げると、「高齢者等への配慮」、「地震時の住宅の安全性」、「冷暖房の費用負担などの省エネルギー対応」、「住宅のいたみの少なさ」、「住宅の断熱性や気密性」となっていますが、この上位5項目も含め、こうした項目の不満が高いということは、これからの家づくりにはこうした不満点の解消が求められていると捉えることができます。
このような現状把握を踏まえ、このサイトでは以下の項目を「第2部:これからの家づくりに求められること」としてまとめました。
【第2部:これからの注文住宅に求められること】
上記でまとめた内容は、いわゆるテクニックやノウハウではなく、日本で家づくりをするにあたっての施主の心得、作法のようなものばかりとなっています。つまり家で言えば、基礎や土台にあたる考え方です。
したがって、「当たり前のことばっかり書いてあるなぁ~」と捉える方がたくさんいると思いますが、当たり前のことを当たり前に行ってこそ、家づくり成功の道は開かれると考えています。
公開日:
最終更新日:2016/09/23